双極背障害での幻覚や幻聴

双極背障害での幻覚や幻聴

双極背障害での幻覚や幻聴

精神疾患ときくと、幻覚や幻聴があるような病気を思い浮かべるかもしれません。

 

それでは双極性障害で、幻覚や幻聴があることはあるのでしょうか。

 

ここでは、双極性障害と幻覚・幻聴についてご説明していきます。

 

双極性障害と幻覚、幻聴

双極性障害で幻覚や幻聴があるというケースは、多いとは言えません。なぜかというと、幻覚や幻聴が出ているという場合、かなり重症だと言えるからです。

 

ですが、症状が悪化してしまうと、躁状態でもうつ状態でも幻覚や幻聴が起こることがあります。

 

その2つの状態では、現れる幻覚・幻聴も種類が異なります。

 

躁状態での幻覚や幻聴

では、躁状態のときにはどんな幻覚や幻聴があるのかというと、自分を特別な存在だと思うようなタイプの幻覚・幻聴です。

 

例えば、自分が神に選ばれた特別な存在で、神の声が聞こえるといったようなことを言いだしたり、実際に神や天使が見えたりというようなことがあります。

 

幻覚よりは幻聴の方がケースが多いかもしれません。

 

これがどんどん悪化すると、文章として成り立っていないような、本当に何を言っているかわからないような発言をし始めたり、錯乱症状がでます。

 

ですから、幻覚や幻聴が現れはじめたときには、注意して治療を進めなければなりません。

 

うつ状態での幻覚や幻聴

うつ状態では、常に「死ね」という声が聞こえるといったような幻聴症状があることがあります。

 

これも、症状がかなり重症な場合になります。

 

また、目の前にいる人が何も言っていないにも関わらず、自分を責めるようなことを言っているかのように感じることもあります。

 

うつ状態で起こる幻覚や幻聴はすべて、自分に死を促したり、存在を否定するようなタイプのもので、これを放置していると自殺を試みたりすることがあり、大変危険です。

 

こちらについても、そんな幻覚や幻聴が起こっていると周囲が気づいた時点で、主治医に知らせ、適切な治療を進めることが重要になってきます。

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