双極性障害の人がキレるときについて
双極性障害だと、特に躁状態のときには、なかなか自分の感情を抑えることができません。それは、躁状態だと異常な高揚状態がずっと続くためです。
楽しい気分を抑えることも難しいのですが、それよりも周囲にとって厄介なのは、怒りの感情が抑えられないことではないでしょうか。
ここでは、双極性障害の人がキレてしまう場合について掘り下げていきましょう。
双極性障害の人のキレ方
個人差はもちろんありますが、躁状態になったときの双極性障害の人のキレ方にはすさまじいものがあります。
自分で怒りを感じたときの対処法があるという双極性障害の人であれば、その姿を見ることはあまりないかもしれませんが、うまく対処できていない人の場合、半端なくキレて手に負えないほどだったりします。
ひどい罵声を浴びせたり、物を投げたり、泣き叫んだりといったような行動から、激昂しすぎて自分の頭を壁に打ち付けたりといったような危険な行動に出ることもあります。
それほど激しいキレ方をするので、周囲の人は双極性障害の人がキレたときには苦労することもあるでしょう。
双極性障害の人がキレたときの対処法
双極性障害の人がキレたときには、その場を離れることをおすすめします。人前でキレてしまうということは、本人がうまくその症状について対処をできていないということですから、時間が経って怒りがおさまるまでは、どうしようもありません。
特に物を投げたりしている場合は、危険ですからその場にいないほうがいいでしょう。
ただ、その場を離れてしまうと、見捨てられたことについてまたイライラを感じてしまいます。そのため、怒りが収まるのに時間がかかってしまうかもしれません。
一番良いのは、双極性障害の人が落ち着いているときに、キレたときの対処について話し合うことです。また、あまりにもブチギレるようなら、病院で服薬治療を受けたほうがいいでしょう。
薬は根本的な解決にはなりませんが、双極性障害が治るまで、症状を緩和させるのには大変役立ちます。
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