双極性障害のうつ状態
双極性障害の躁状態とうつ状態の過ごし方
双極性障害を患った場合、もっとも難しいのはうつ状態での過ごし方でしょう。
躁状態、さらに軽躁状態ならば心身ともにエネルギッシュな状態ですから、当人自身は気楽に過ごせます。ただ破滅的な行動に出ることもあるので、躁状態があまりもひどい場合は、入院などをして自ら社会から隔離した方が安全でしょう。
対してうつ状態は文字通りうつ病のような状態となり、深刻な場合は、自殺を図るまでになるので過ごし方に大きな注意が必要です。
うつ状態への対処法
うつ状態の期間に入った場合、どうすれば良いか。それはうつ病の対処法が大いに参考になります。その前にまず自分は病気であると認識してください。
そして長い休息が必要であり、決してなまけているわけではない、と自分にいい聞かせてください。
うつ状態になると頭の中からどんどん自己否定感が湧き出てきて、どうしてもネガティブな精神状態になります。それに負けないためにも自分は病気であるという病識を持ってください。
うつ状態の対処法には
まず、認知行動療法というものがあります。認知行動療法というのは患者自身が自分を客観的に見つめることで頭を冷静にして自己の行動を律することです。
例えば、ノートに自分が考えていることや行動したことをメモしましょう。そうすることにより自分を一段上から眺めることができ、観察することで所々の行動に対して対応できるようになります。
他にも、好きな音楽を聞いて元気を出そうとしたり、太陽の光を浴びたりといったものがあります。
うつ状態の時ほど規則正しい生活を
うつ状態の時は、身動きもできないほど心身ともに重苦しい気分になります。それだけに寝たきりの状態になりがちです。しかしそれでは苦しさが増すばかりです。可能な限り規則正しい生活を心がけてください。
起床時間や就寝時間を正し、3食ちゃんと食べるようにする。これだけで心の持ちようが違ってきます。ちゃんとした生活をしているという自信につながり、回復へとつながります。あとはちゃんと薬を飲み、のんびり構えていけば、辛いうつ状態も過ごしやすくなっていくでしょう。
スポンサーリンク
関連ページ
- 急速交代型
- 混合状態
- 記憶力低下
- 軽度
- 再発
- 睡眠障害
- 注意力散漫
- 知能低下
- 克服
- 子供
- イライラするときの対処法
- 気分障害(感情障害)
- きっかけ
- キレるとき
- 周期=サイクルについて
- 倦怠感や疲労感
- 起こりやすいトラブル
- めまいの症状
- やる気に波がある
- リストカットなどの自傷行為
- 悪化する原因
- 安定することがあるのか
- 下痢
- 過食と拒食
- 回復期
- 気分の波
- 急性期
- よく泣くのか
- 苦しみ
- 幻覚や幻聴
- 攻撃性
- 耳鳴り
- 自覚できるのか
- 寂しい時
- 女性の特徴
- 寝たきりになることはあるのか
- 気分循環性障害とは
- 性差
- 早朝覚醒
- 痩せるのか
- 太る場合
- 昼夜逆転してしまったときは
- 吐き気
- 怒りっぽいのか
- 頭痛
- 動悸
- 独り言
- 日内変動
- 認知機能
- 脳が萎縮するのか
- 発作
- 疲労感
- 被害妄想
- 表情
- 不安感
- 眠気
- 落ち着かないとき
- 躁状態
- むくみ
- 頑張れない時
- 共依存
- 見捨てられ不安があるのか
- 元気なとき
- 罪悪感
- 残遺症状
- 絶望感
- 前駆症状
- 前兆はあるのか