双極性障害と耳鳴り
躁状態のときにしても、うつ状態のときにしても、双極性障害の人はさまざまな症状に苦しめられることがあります。
耳鳴りもそのひとつ。特にうつ状態のときによく現れる症状のようです。
ここでは、双極性障害と耳鳴りについてご説明していきます。
双極性障害のときの耳鳴り
双極性障害に限らず、精神疾患や自律神経失調症などといったものにかかっている人には、しばしば耳鳴りの症状が出ることがあります。
それは、一時的におさまるようなものではなく、長時間にわたって続いたり、耳障りな音だったりして、この症状がある人の悩みの種になっています。
前述のとおり、双極性障害では特にうつ状態のときに耳鳴りの症状がでることがあるようです。また、双極性障害と同じ気分障害の1つであるうつ病でも耳鳴りの症状がでます。
「ピー」だとか「キーン」といったような高音の耳鳴りは、どなたも経験したことがあるのではないでしょうか。これは、比較的すぐ鳴り止みますよね。
ですが、双極性障害などでの耳鳴りは、これとは異なる種類の音であることも多く、またなかなか鳴り止まないということも少なくありません。
耳鳴りが起こる原因
耳鳴りが起こるのは、一般的には耳の器官のどこかに異常があるためです。
ですが、双極性障害をはじめとする気分障害などで耳鳴りがあるときには、その原因はもっと深いものです。
主な原因は緊張やストレスによるものだと考えられます。緊張やストレス、また不安を感じることで、知らずに聴覚が過敏になる状態が続いて、耳鳴りを引き起こしてしまうというメカニズムのようです。
そして、この耳鳴りが止まないことがますますストレスになってしまい、耳鳴りや病気の症状が悪化してしまうということもありえます。
耳鳴りに対する特効薬はありません。ですから、双極性障害を治すことを優先にして治療を行なっていきましょう。症状が改善されれば、そのうち耳鳴りも治るはずです。
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