双極性障害における不安感
双極性障害では、精神的な面でさまざまな症状が認められます。気分がふさぎこんだり、逆に高揚しすぎたりというのが、それの代表的な例です。他には、不安感というのもよく見られる症状です。
ここでは、双極性障害における不安感について考えてみましょう。
双極性障害で不安感があるときとは
双極性障害では、躁状態とうつ状態を繰り返すことになります。躁状態では、気分が高揚し、活動的になりすぎるというような症状があります。気持ち的にも元気なため、あまり不安感を感じるというようなことはないでしょう。あったとしても、病的なものではなく、一時的なものです。
双極性障害で不安感を感じるときというのは、うつ状態にある時期です。うつ状態のときには、特に理由がなかったとしても、得体の知れない不安感が常にあるような状態になり、不安感のために気持ちが塞ぎ混んだり、落ち込んだりします。
この症状は、うつ病でもよくみられる症状であり、双極性障害とうつ病の共通する症状です。
双極性障害における不安感の原因と対策
双極性障害で不安感を感じるという場合、前述のとおり特定の理由がなかったりします。ただ漠然と将来のことに不安を抱いたり、どうしたらいいかわからなくなったりします。また、なんらかの理由がある場合は、それに対する不安感の感じ方が異常に強くなります。
この不安感については、薬物療法で緩和させることが可能です。ですから不安感が辛くて仕方がないというときは、主治医の先生に相談するようにしましょう。
症状がひどいようであれば、不安感を和らげるような薬が処方されます。
薬による不安感の緩和は一時的な対処法ではありますが、日常を過ごしやすくなるため、有効な治療法であると言えるでしょう。
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