双極性障害は安定することがあるのか
双極性障害に限らず、心の病気とは治療に時間を要するものです。
ですが、適切な治療を受けていれば、かならず症状が改善するときがきます。
ここでは、双極性障害が安定するときについて考えてみましょう。
双極性障害で症状が安定するとき
双極性障害の場合、「完治」という言い方はせずに、「寛解」といって、症状が治まっておだやかになるときがあります。
寛解状態になれば、安定した生活が送れるようになるのですが、また何かのきっかけで再発しやすいものでもあります。これは、双極性障害だけに限ったことではなく、精神疾患ではしばしば再発が見られます。
また、寛解状態であるとみられても、治療やカウンセリングを続けていくとう場合もあります。
また、躁状態とうつ状態の切り替わりのサイクルの中に、安定期があるという症状の人もいます。こういった場合は、「寛解」とは言えません。
ただし、この安定期には、本人も躁うつの状態のときよりは安心して過ごせるでしょう。
寛解を目指すために
双極性障害の治療で目指すゴースは、上記の「寛解」という状態です。
そのために、カウンセリングを受けたり服薬治療を受けたりします。
ずっと症状が安定しなかったのに、薬を変えたら安定したというようなこともあるように、個人に合った適切な治療方法を探しながら治療を進めていくようになります。
寛解状態になりたくて、焦ってしまうかもしれませんが、無理をしたりストレスを感じたりすると逆効果です。治療において合わないと思ったことはすぐにやめることも必要です。
ゆっくりと治療を進めていけば、必ず症状が安定する日が来ますから、焦ることなく治療を進めていきましょう。
医師やカウンセラーとの良い関係、コミュニケーションも重要です。
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