子供の双極性障害
子供も双極性障害になる?
小児であっても双極性障害になるとされています。子供はいきなりハイな気分で騒ぎ始めたり、走り回ったりします。そうかと思うと、むっつり黙りこんだりします。こういった傾向は子供に普通に見られるので、このような極端な気分の変動をもって即座に双極性障害と
判断はできません。
これが双極性障害だった場合、それぞれの気分の期間が長期間に渡るようになります。数週間、数ヶ月と黙りこんでいたり、はしゃぎつづけているという症状があると双極性障害の疑いが強くなります。
ただし子供の場合、ADHDやアスペルガー症候群である可能性も高いのでご家族は子供のエピソードを医師とよく話しあいましょう。
双極性障害の子供が多い年齢
子供が双極性障害にかかりやすい年齢は、第1のピークが15歳〜19歳。第2のピークが20歳〜24歳とされています。しかし第1のピークは思春期などで人格の形成期であることから、あとから振り返って初めてあの時期に双極性障害だったとわかることが多いです。
子供時代は、心身が不安定な成長期なので暴力的な言動をしたからといって簡単に双極性障害と診断はできません。
この時期はADHD,アスペルガー症候群、統合失調症、うつ病などさまざまな可能性があります。ご家族の方はよく子供の行動を見て、不安があれば専門医にかかってください。
子供の双極性障害は大人になったら治るのか?
双極性障害は子供から大人になったからといって治る病気ではありません。思春期などの影響で掛るものではありません。一説には遺伝の影響があると考えられています。
子供であっても大人と同じく薬物治療を主とした治療を行います。若者の年頃になると薬を飲まないという傾向があるので、周囲の家族はよく注意してください。
子供の言動や症状の傾向や頻度がわかれば非常に治療の役に立つので、ご家族は記録をしておくと良いでしょう。
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